略歴
1958年 沖縄県那覇市に生まれる
1982年 京都精華大学(美術学部・染色デザイン科)卒業
1983年 名渡山工芸館にて、名渡山愛擴(などやま あいこう)氏に師事
1988年 五年の修行の後、県工芸指導所(現・県工芸振興センター)に入る
一年の研修の後、那覇にて独立
1999年 沖縄県南城市玉城字志堅原に工房を移し、現在に至る
名渡山 愛擴(などやま あいこう) (1932~2011)
沖縄県那覇市出身の日本画家であり、紅型作家でもあった。
父は、画家の名渡山愛順。洋画家として沖縄での風景画を得意としていた。
また、沖縄の伝統工芸の一つである「琉球紅型」を復興しようと名渡山工芸館を立ち上げる。光風会の会員であり、新生美術会会長も務めた。
2011年6月6日、肝臓がんの為、那覇市内の病院で79歳で亡くなっている。
琉球紅型帯地・紬地
「小豆地・ヒカゲヘゴ」
琉球紅型帯地・麻地
「カラシ地・月桃文様」