しんざと れいこ
経緯苧麻での宮古上布を制作。
糸の美しさを表現したいと単色での作品表現をされている。
大らかでゆったりとした感覚を持たれ、宮古島の自然や四季の移ろいの美しさを表現。
略歴
1948年 沖縄県宮古島に生まれる
1972年 故・下地恵康氏に師事
1975年 3年間の修行を経て、独自の宮古上布を創りたいと独立
2011年 日本伝統工芸展にて上布「暁の星」が日本工芸会奨励賞を受賞
※沖展・日本工芸会に出品 受賞多数
現在 国指定重要無形文化財「宮古上布保持団体」代表 日本工芸会正会員

宮古上布・九寸
「白地・崩し格子に枡絣」
染料:琉球藍
糸の美しさを生かす為に琉球藍一色での構成であり、崩しの格子に緯絣を配し、絣あしが柔らかさを出している。