まえしろ おきかず
大学を卒業後、家業である織物の世界へ入る。
父である興茂氏の仕事を手伝いながら趣味であるサーフィンに出掛けた時に見る、地元の海の美しさなどを作品に表現。
沖縄の絣を使いながら独自の表現を目指している。
略歴
1982年 那覇市安里に生まれる
2004年 城西国際大学 人文学部 卒業
家業の染織業に従事
父・真栄城興茂(日本工芸改正会員)に師事
2007年 喜瀬別邸客室アート(織布額装)担当(沖縄県名護市)
2008年 「真栄城興茂・興和・親子展」を銀座・福岡・大分にて開催
2013年 病により車椅子生活となり、染織業を一時中断
2017年 車椅子で織れる機を開発し、染織業を再開する
2021年 「オキナワブルー」個展 (アメリカ マンハッタン 天理ギャラリー)
2023年 母校の城西国際大学水田美術館にて、二人展を開催
「indigo Blue Ocean by Leki × Occy―藍と海が繋ぐ世界―」

美絣木綿・着物
「さんご礁(ヒシ)」
染料:琉球藍・福木・楊梅・相思樹
沖縄の美しい色鮮やかな「さんご礁」を、艶やかな黄色を主体に様々な色糸で表現。

美絣木綿・帯地
「海流Ⅱ」
染料:琉球藍
目では見えない海の流れを琉球藍の一色でイメージして制作。